お茶のおいしい季節っていつ?季節ごとに適したお茶もご紹介!

素敵なカップでティータイム

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季節によって紅茶の美味しいシーズンは違う!クオリティーシーズンティーを楽しもう!

世界各地の生産地で紅茶は生産されています。一つの生産地で一年に何度か収穫期を迎えますが、それぞれの産地の収穫期の気候は様々。もちろん、同じ産地であっても大なり小なり収穫期の気候は変わってきます。気候が違えば味も大なり小なり変わってくるもので、それぞれの産地の茶葉の特徴が最も味に反映されている時期がクオリティーシーズンです。

主な紅茶のクオリティーシーズンはいつ?

素敵なカップで紅茶タイム

紅茶は主に亜熱帯から熱帯地域で栽培されており、それらの地域には雨期と乾期があります。紅茶の特徴を分ける大きな違いの一つは香りです。

香り成分を含むポリフェノールは、太陽光を多く浴びることでよりたくさん生成されます。そのため、日光をたくさん浴びることのできる乾期は紅茶の評価が高くクオリティーシーズンとなります。クオリティーシーズンは年に一度とは限らず、年間を通して何度か訪れることもあります。

ただし、クオリティーシーズンの紅茶は旬であり、それぞれの特徴が最も良く表れている時期とされていますが、個人の好みやシーンによって感じ方は様々です。クオリティーシーズン以外の時期に収穫された紅茶が美味しくないという意味ではありません。

紅茶の種類によって好みがわかれるのと同じで、どの季節の紅茶が美味しく感じられるのかは飲む人によって変わってきます。それぞれの季節の紅茶の特徴を知ることで、シーンやシチュエーションに合わせて選んだり、飲み方を変えてみることで、今まで知らなかった紅茶の魅力に気づくことができるかもしれません。

優雅なティータイムを楽しんでいる女性

ちなみにクオリティーシーズンとは別に「ベストシーズン」と呼ばれる季節があります。似たようなネーミングで混同しやすいですが、ベストシーズンとは一番生産量の多い季節のことで、クオリティーシーズンとは異なるので注意しましょう。

では、いつがクオリティーシーズンなのか?紅茶の産地としてインドのダージリンやアッサム、中国、スリランカなどが有名ですが、紅茶の旬であるクオリティーシーズンはいつ頃なのでしょうか。インドの産地であるダージリンとアッサムを例に見てみましょう。

ダージリンとアッサムのクオリティーシーズン

手帳と紅茶

ダージリン地区は高地に茶園があり、朝晩の寒暖の差が大きく、昼間の日差しが強い場所です。その自然条件がダージリンの特徴である爽やかなフレーバーとコクを生み出します。ダージリンにはクオリティーシーズンが3度あります。

1度目が「ファーストフラッシュ」と呼ばれ、3~4月の春に摘まれる一番茶で、若い葉は爽やかな味わいです。
2度目は「セカンドフラッシュ」と呼ばれ、5~6月の夏摘み茶です。
ダージリンの特徴であるマスカテルフレーバーといわれるブドウのマスカットに似た香りが最も現れており、3度のクオリティーシーズンの中でも最上の評価を得ることが多い時期です。

そして最後が、「オータムナル」と呼ばれる秋摘み茶です。年間の生産量の約5%と非常に少ないことから、「幻の紅茶」と呼ばれています。

続いて、アッサムのクオリティーシーズンです。アッサムのクオリティーシーズンもダージリンと同じく3回です。

1度目の「ファーストフラッシュ」は3~4月、2度目の「セカンドフラッシュ」は4~6月、3度目の「オータムナル」は9~11月です。もちろん時期によって味や香りに変化はありますが、ダージリンに比べそれぞれの時期の変化は大きくありません。

しかし、アッサム種の紅茶には中国の紅茶に比べタンニンと呼ばれるポリフェノールの一種が多く含まれており、アッサム特有の力強く濃厚な風味、深みのある赤い色はタンニンによるものです。タンニンには血中コレステロールを下げたり、抗酸化作用、抗ガン・抗ウィルス・抗菌作用があると言われ、日照量が多いほど多量に生成されるので、特にセカンドフラッシュの夏の時期に生産されるアッサムは高評価を得ています。

紅茶のクオリティーシーズン